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ヴィクトル・スタルヒンに会いに行った [お墓]

やあやあ。みなさんこんにちは。今日はスタルヒンのお話だよ。
さて、ようやく過ごしやすくなってきたけれど、今夏の暑さは異常だったのであって、
私のお肌は例年になく真っ黒になり、お肌のあちこちでミシミシと悲鳴を上げていたのである。
が、いくら暑いとはいえども、外出しなければ、白いお肌のままでいられるはずなのである。
なぜに黒くなったかといえば、それはスタルヒンに会いに行ったからである。

テレヴィジョンで各人が真贋をはっきりさせるため、あるいは自慢のために品を持ち寄り鑑定。
結果に一喜一憂するという番組があるが、数か月前、その番組にスタルヒンの品が登場した。
スタルヒンとは戦前から戦後にかけて活躍したプロ野球選手であり、投手なのであるが、
通算303勝、完封は84などなど燦然と輝く記録をいくつも残している。
1939年には1年間に42勝するという楽天も吃驚の数字をマークしている大投手である。

その番組を視聴していてふと思ったことは、スタルヒンはどこに眠っているのか。ということだった。
ロシア生まれだけにロシアなのだろうか?と気になり調査を開始したところ、意外な事実が判明。
何と。スタルヒンのお墓は秋田県横手市にあるということであった。
横手市といえば私の生誕した地の隣の市ではないか。
これは帰省した際に会いに行かねばならないであろうと感じていたのである。

8月14日。私はスタルヒンが眠る崇念寺行きの簡単な地図を手にして横手駅に降り立った。
そして、ずんずん崇念寺に向かい歩きだした。この日、横手市の最高気温は36度。
こんな中、歩くというのはきわめて危険な行為である。自動車で崇念寺へは向かうべきであった。
しかし、当時、自動車という手段を有していなかった私は、地図を頼りに歩きだしてしまったのだ。
帽子もかぶらずに、サンダルで。これは冗談ではすまされない危険なことである。


こういうところをずっと歩いてきた

照りつける太陽のなか、道中に設置されている自販機でスポーツドリンクを購入すること6回。
水分を摂っていたから、何ともなかったのだろうが、歩けども歩けども崇念寺は先の先。
私は幾度引き返そうかと思ったことか。中途でバス停を発見したので時刻表を見たが、
バスがやってくるのは1時間に1回。まだまだ来そうにない。
羽後交通と標された灼熱の小屋の中で黙って座っていると気分が悪くなりそうだったので私は歩く。


自販機はオアシス。カエルも暑さに耐えていた

結局3時間以上、汗だらっだらになって歩き続け、スタルヒンのお墓付近に辿り着いた。
軽く10キロ以上は歩いていたであろう。皆さんは決して真似をしないでください。反省しています。
さて、付近では「スタルヒンの碑」があることを示す看板があちこちに設えられていた。
だが、もうすぐスタルヒンに会えるであろうという私の読みは甘かった。表示が不正確なのである。
看板の指し示す矢印の方角に向かっても、崇念寺は現れないのである。


「河川公園」は矢印の方角にあるのだが、「スタルヒンの碑」はこの方向にない。デタラメ

30分以上彷徨った末、ようやく私は崇念寺を発見。スタルヒンの幟が立てられていた。
ミンミンゼミがやかましくステレオで鳴り響き、境内の樹木に飛来し、また去って行く。
そんな中、野球の白球を意識したのであろうか、球体をいただいたスタルヒンのお墓はあった。
ヘロヘロの私は球体に手をやり、交通事故で不慮の死を遂げた名投手にしばし想いを馳せた。
それにしてもけったいなところにあるお墓であるなあ。なぜ秋田県なのか。


ヴィクトル・スタルヒン (1916-1957) のお墓

じつはスタルヒンの妻はここ崇念寺の住職のお姉さんだったということである。
そんなわけで、ここ秋田県横手市にスタルヒンのお墓は建立されることになったそうだが、
なんともヘヴィーな訪問となった。横手駅からここまで歩いてこようとする阿呆は私くらいだろう。
しかも、異常な暑さの中、帽子もかぶらずサンダルなのである。お肌が黒くなるわけだ。
帰りはマックスバリューという私の近所では見かけない名のマーケットで買い物もせず涼んだ後、
1時間に1本のバスに乗り、1時間かけて横手駅へ戻った。バスに他の乗客はなかった…。


「元祖スタルヒン焼そば」を発見!!!


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コメント 6

りゅう

カエル君、nice!な場所に避難していますね~(^_^)
しっかり写真に収めているりんこうさんもnice!です!!
猛暑の中、3時間も歩いたんですか~~~~~~Σ(ヾ ̄▽ ̄)ヾ!!
「元祖スタルヒン焼そば」の写真を期待してもいいですか?(笑)
ん?『元祖』ということは、やはり『本家』とかも・・・(*^m^*) ムフッ
by りゅう (2007-09-02 14:34) 

pistacci

道の向こうがみえないじゃないですか!?
よくご無事で・・・;;
野球には申し訳ないけれど興味のない私でもスタルヒンの名前だけは
聞いたことがあります。そんなにすごい業績を残した方だったのですねー。
by pistacci (2007-09-02 22:19) 

りんこう

りゅうさん。こんばんは!
こんな中、3時間も歩くとはどうかしていました。タクシーを利用するべきでした。
「元祖スタルヒン焼そば」は食べませんでした。
食べている間にバスが行ってしまうかもしれませんので。
それにしても、ここが「元祖」だったんですねぇ。それ以外知らないけれど。

pistacci さん。こんばんは!
このあと数週間、肌がひどい状態になってしまいました。
顔の表情を崩すだけで、ミシミシミシと皮膚が破れてしまいました。
スタルヒン球場という所もありますよね。北海道だったかな?
by りんこう (2007-09-03 20:10) 

TaekoLovesParis

りんこうさん、ごくろうさまでした。
読んでいると、今年の夏が暑かったことを思い出します。
スタルヒン球場は、たしか旭川。札幌に住んでいたときは、よく耳にして
いました。お寺の住職のお姉さんが奥さんだったんですね。
by TaekoLovesParis (2007-09-09 07:41) 

takepii

そうか・・・・
住職の姉か。
人に歴史ありとはいうけど、
おもしろいものです。
スタルヒン焼きそば食べたら、
ご報告お待ちしております。
by takepii (2007-09-09 11:32) 

りんこう

Taeko さん。こんばんは!
Taeko さんはむかし札幌に住んでいらっしゃったのですか?
スタルヒン球場は旭川でしたか。なんでまた旭川なんでしょうね?

takepii さん。こんばんは!
スタルヒン焼そばはやはり食べるべきでしたね。
疲労と時間切れで食べずじまい。やはり「元祖」は一味違うかと。
by りんこう (2007-09-09 22:12) 

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