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国境越え [2016K23次で行くモンゴルの旅]

2016年9月17日(土) 午後10時頃 K23次の車両内

二連浩特で
二連浩特で

食堂車からコンパートメントに戻ってきた後も酒盛りは続いた。
スウェーデン人のT氏が北京で購入してきたという白ワインを3人で空ける。
T氏はモンゴルの紙幣をどこで入手するかをしきりに気にしていた。
ウランバートルの駅で両替できるだろうと答えたが、T氏は納得しない。
到着する明日は日曜日なので、両替所は閉まっているのではないか?と問う。
まさか。と思ったが、駅にはATMがあるはずだと伝えると、とりあえず安心をしたようである。

持ち上がる車両
持ち上がる車両

酒ばかり飲んでいてトイレに行きたくなる。行っておかないとたいへんなことになる。
二連浩特(エレンホト)に到着すると、列車は台車交換の作業がある。
その間、トイレの使用は禁止である。
しっかりトイレに行き、整えておかねばならない・・・。
準備万端。K23次は二連浩特の駅に到着した。

作業中①
作業中

駅では台車交換の作業を乗客は車両に乗りながらにして見学することができる。
意外なことに、写真を撮っても何も言われない。私は写真を撮りまくってしまった。
こういうことは中国では厳しく規制されていそうなものであるが・・・。
乗車している車両が持ち上げられ、台車がその下部に入り込んでくる。
各車両同様の作業を行っている関係からか、車両は何度も前進後退を繰り返した。
やがて人民達は作業を終え、暗闇の向こうへ帰路についていった。
ドヴォルジャークの「家路」がBGMとして似合いそうな光景であった。

作業中②
作業中

私は眠くなってきた。また、整えていたはずなのにトイレにも行きたくなってきた!
しかし、車両は停車したままで未だ動き出す気配はない。つまりトイレは使えない・・・。
私はついに我慢できなくなった。ええい!「裏技」を駆使してすっきりするのだった。
そして、T氏に就寝することを告げ、2段ベッドの下段に横になった。
もう一人のN氏も隣のコンパートメントに戻っていった。

帰って行く作業員
帰って行く作業員たち

深夜だったろうか、旭鷲山みたいな女性の車掌がパスポートを返却してきた。
酔っていたこともあり、眠かったこともあり、半年近く前ということもあり・・・。
いつ、車掌にパスポートを渡したのかもいまいち記憶がおぼろげである。
パスポートみたいな大事なものをこのような扱いでいいのだろうか・・・。
とにかく、パスポートには中国出国、モンゴル入国のスタンプがしっかり押されていた。
そのスタンプを眠い目をこすりながら確認した後、また寝台に横になった・・・。

サインシャンド駅で
サインシャンド駅停車中

翌朝、目が覚めた時、列車は停車していた。
時計を確認すると、午前7時51分。おそらくサインシャンド駅に停車しているのだろう。
サインシャンド駅は午前7時15分着、午前7時50分発ということになっている。
プラットホームに出てみたかったが、この通り、もう発車する時間である。
もう少し早く目覚めていたら、いち早くモンゴルの空気を吸うことができたのに。
T氏を見ると、2段ベッドの上段でまだ寝ているようである。
私も眠かったので、二度寝をすることに・・・。

車窓から
車窓から

午前10時前、再び起きると、T氏はソファーに腰掛けずっと広がる草原を眺めていた。
きっとよく眠る日本人だと思われていたことであろう・・・。
私も車窓からの景色を眺める。
早くもゲルが点在していたり、ラクダが登場したり。モンゴルに来たことを実感する。
K23次は北へ北へと走っていく。次の停車駅はチョイルという駅である。
午前11時13分到着予定となっている。チョイル駅はぜひプラットホームに降りてみよう。

ラクダ
ラクダたち
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コメント 6

mimimomo

こんばんは^^
ビールなど飲んでいるとわたくしはひっきりなしにトイレに行きそうです・・・裏技?(@@ どんなんだろう?女性にもできるかな?^^
モンゴルらしい景色ですね。思い出します。
by mimimomo (2017-03-05 20:31) 

常武鉄道

台車交換を見られるとは!鉄道の旅ならではですね。

モンゴルの鉄道も広軌だったとは知りませんでした(^^;
車両の連結器も日本の自連とは形が異なりますし、ロシアの影響でしょうか(^^)
by 常武鉄道 (2017-03-06 07:31) 

ニッキー

車窓に広がる風景がTVで見たモンゴルの風景そのままで、
電車の中なのに思わず「雄大で美しいなぁ」って呟いちゃいました( ^ω^ )
by ニッキー (2017-03-06 08:56) 

ぴーすけ君

こういう作業が見られたんですね~。
by ぴーすけ君 (2017-03-06 12:16) 

t-toshi

緊張感がある旅行記、楽しみにしています、さて、台車交換は、線路の巾が変わる為ですか?目的は何でしょう。
by t-toshi (2017-03-07 10:57) 

りんこう

mimimomo さん、こんばんは!
「裏技」というのはですね・・・。
いやあ、恥ずかしいのでやめときます。
女性は難しいかな・・・。

常武鉄道さん、こんばんは!
そうです。モンゴルの鉄道は広軌なのです。
仰るとおりロシアの影響ですね。

ニッキーさん、こんばんは!
ウランバートル到着後は、市内の取材に徹するつもりでした。
だから、モンゴルの大自然を見られるのは鉄道乗車中のみ。
いっぱい写真を撮ってしまいました。

ぴーすけ君さん、こんばんは!
もうちょっと鉄道に詳しければ、たまらない作業なんでしょうが。
いや、詳しくなくても十分に興味深かったです。

t-toshi さん、こんばんは!
中国とモンゴルでは線路の幅が違うのです。
だからこのような作業があるんですね。真夜中に・・・。
by りんこう (2017-03-12 18:07) 

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