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2008イタリアの旅 ブログトップ
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帰国しました。 [2008イタリアの旅]

イタリアの作曲家、オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)の「ローマ三部作」といえば、


「ローマの噴水」


「ローマの松」


そして「ローマの祭」です!

レスピーギ:ローマ三部作

レスピーギ:ローマ三部作

  • アーティスト: トスカニーニ(アルトゥーロ), NBC交響楽団, レスピーギ
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/11/07
  • メディア: CD


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釈明:なぜローマに旅してしまったか [2008イタリアの旅]

「花の都」パリ、「水の都」ヴェネツィア、「音楽の都」ウィーン、「都」はるみ、「ミヤコ」蝶々…。
こうしてみてみると、「都」にもいろいろあることがわかる。「都」こんぶってのもあるな。
今回、私が取材に訪れたのは「永遠の都」ローマなのだった。
ローマ、そしていつもながらの強行軍。日帰りでフィレンツェにも。
あまたの美術館、教会、そしてお墓…。取材期間は6日間。

が、実のところ、ローマへの旅というのは気乗りしない私がいて、
でも、ローマが嫌い。なんていうことはないのよ。
むしろ、歴史の成績が優秀だった私にとって、ローマはいつかは訪れなければならぬ都市だった。
けれども、ブログの記事に載せることを考えれば、はい。コロッセオだよ。トレヴィの泉だよ。
などと、名所案内に終始してしまうようでなんだか面白くないんだよな。

私はローマよりは訪れた人の少なそうなスロヴェニアとかクロアチアとかを旅しようかとも考えた。
でも、銭と時間の事を考えれば、その計画はむつかしいのだった。今回の取材期間は6日間だもん。
寸暇を惜しんで、取材に奔走するという私の旅スタイルを考えると、
今回は直行便で行ける都市が好ましかった。
そして、欲張りな私は行ったことのない国に行ってみたかった。

以上の条件を考えると、ロンドンなんていうのは良いかもしれない。イギリスは未訪問の地だ。
しかも「霧の都」だぜ。でも、不思議なことに私は今まで英語圏を訪問したことが無く(ハワイ除く)、
英語圏を訪れることに対する不安に怯える破目となった。英語できないからね。
ということでロンドン却下。で、まあ。ああ。ローマでいいか。みたいなことになった。
イタリアはミラノ&トリノを2004年に訪問済みだが、ヴァチカンへ行けば未訪の国へ行くことになる。
イタリア語はできないけれど、英語もできないので、いいや。という良く解らない論理がはたらいた。

だから、今回の取材先はローマになったわけ。って言われてもなんのことやら。
出国は1月2日。いつもは近郊の駅からリムジンバスで成田へ向かうけれど、
今回は頃合いの良い時に出るバスがなかったので、池袋から成田エキスプレスで成田へ。
ただ、成田までの乗車券しか所持せず乗車してしまったので、座ることができなかった。
なんか座席指定券みたいなのが必要なんだけれど、所持していなかったのですね。
全席指定の成田エクスプレス。私はデッキから車窓の風景を眺めぼんやり佇んでいた。

すると、一人の無精ひげを生やした外国人が私に接近してきて、切符を私に示しながら、
「この切符じゃ、座れないの?」
と英語で訊いてきやがった。だから、私は英語苦手なんだってば、イタリア語も日本語も。
私は切符をしばし打ち眺め、その一方で、あれ、あれ、なんて答えればいいの?と悩んだ挙句。
「これはスタンディング・オンリー(やはり座席指定券ではなかった!)である」
とやっとその男に応答したのだった。

するとどうなる。無精ひげの男も座席に座れないもんだから、デッキに佇みはじめた。
いやはや、同じデッキにいて会話を全くしないとなると日本の印象がどうなるかわからん。
日本人ってそっけないんだぜ。すげないんだぜ。英語できないんだぜ。
みたいなことをこの無精ひげの男から全世界に広まってしまってはまずいではないか。
とかいって私は、あんたどこから来たのですか。と訊くのがやっとなのだった。U.S.A.でした。

やがて、沈黙の時間が長く続き、空港第2ビル駅で下車。私は下車直前、無精ひげの男に、
「私はスーツケースを向こうに置いてある。これにて失礼いたす」
とコメントしたのだが、この男、ヘッドホンをしており「ウァア?」とぬかしたのだった。
ヘッドホン…。もうコミュニケーション拒絶だったのね。これからの日米関係は厳しいものとなろう。
さて、スーツケースを引きずり第2ターミナルを目指すりんこう。フライトのタイムテーブルを見やる。
あああああ。乗り込むべき便は第1ターミナルからの出発でした。間違えた!ぎゃん!!!!!


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体調不良 [2008イタリアの旅]

第2ターミナルから第1ターミナルに向かうバスを見つけ、乗り込んで、
左手にスーツケース、右手に吊り革の状態で揺られること数分。
第1ターミナルにやってきた私。だけど、あかん。体調がすぐれない。
これは新年早々いかなる疾病に侵されたのか。
というのは大げさで、ただ前日、呑み過ぎただけなのねん。元日だったもんで。つい…。
嗚呼。こんな状態で機内で粗相しないかしら。是が非でも機内では通路側の座席を確保したい。

チェックインのカウンターを目指す私。が、北ウイングへ行くべきところを南ウイングへ。
あかん。しょっぱなから、ターミナルといい、ウイングといい間違いを連発しているぞ。
とぼとぼと北ウイングへ向かい、該当のカウンターを見つけた。すぐに搭乗手続きをする。
手続きをしてくれた女性がおそらくイタリア人で、ちと焦ったが、めでたく通路側の座席ゲット。
重い荷物もなくなったところで、両替をし、さらに薬局に赴き、頭痛薬や太田胃酸などを購入。

お昼も過ぎたので、気分は優れないものの何か食したい私だったが、どこも混みこみ。
もういいや。はよ、私を飛行機に乗せて。はよ、ローマに連れてって。
なさけない私は出国手続きに向かったのでした。
どこも長い列をなしていたが、奥の方に進み、短そうな列に並んだ。
体調が万全でない私は少々イライラしており、出国のスタンプがはやく押されることを望んだ。

が、列の進み具合はノロノロ。すると、私の前に並んでいた男が私に話しかけてきた。
「ちょっと今何分ですか?」
時計を見れば済むことだが、この人は目に障害があるらしく、白い杖を手にしていたのだった。
時間を答えると、ああ。じゃあまだ余裕っすね。と極めてフレンドリーに私とコミュニケーションをとる。
やがて、この人はパスポートを私に見せびらかし、今まで訪れた旅の話をしだした。
イラン、インド、ネパール…。アジアが好きな人のようだった。今回は韓国への旅だという。

彼は私にいろいろ旅の話をしてくれた。
でも、申し訳ないけれど、あまり憶えていない。体調悪かったし。
私も彼にローマに行く旨を伝えた。滞在時間が短いのが残念…。みたいな話をした。
すると、彼は次のような趣旨のコメントをしたのだった。
「まあ、ローマでなくても鹿児島県の〇〇町に100年住んだとしても時間が無いんですよね。
                  100年住んだとしても、とても全部わからないですからね」

体調がすぐれぬ私も、このコメントには狐につままれたような表情になっていたと思う。
そりゃそうだろうけれども。え。何。鹿児島県の〇〇町って、そこどこなんだ?
そういうことをこの人は私にだけ、やたらフレンドリーに話しかけるのだった。なんなんだ。
頭に「?」がいっぱいになりだした頃、審査を受けた私の旅券には「出国」の印が押されていた。
「鹿児島県の〇〇町」の男とお互いの健闘を誓い別れたあと、私は搭乗口にとぼとぼ歩きだした。
設置されていたテレヴィジョンで箱根駅伝の様子が放映されていた。早稲田の優勝だ。往路は。

さて、私はラーメンを食そうとしたが、やはり行列をなしているし、こういうところの食事は高い。
太田胃酸(分包)を用法・用量を守らずに服用し、安静にしてフライトを待ったが、
やはり何某かの食物を摂取しておきたいものだと考え、マクドナルドでエビバーガーを注文し食した。
ローマまでの約12時間のフライト。そして、絶えず動き回る私の旅スタイル。私は暗澹となった。
エビバーガーを胃袋に詰め、そして不安と期待がいっぱい詰まったりんこう。
彼は14時55分発のアリタリア航空機に乗り込み、程なく機上の人となったのです!!!!!


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