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スタジオ・アルクール・パリ [2018パリの旅]

2018年5月5日(土) 午前11時42分 パリ テラス・オテル

アルクールの肖像写真機①
テラス・オテル内に入ったのは、この機械が目当て

4つ星ホテル「テラス・オテル」に宿泊するわけでもないのに入ったのは、肖像写真を撮るためである。
テラス・オテルのロビーには、証明写真を撮るようなマシンが設置されている。
私はこのマシンで肖像写真を撮影しようとしているのである。
なぜわざわざそんなことをするのか?
パスポートを紛失し、申請のために顔写真が必要になったのか?
そんな阿呆なことではない…。
それは、このマシンが「スタジオ・アルクール・パリ」が設置した肖像写真機だからである。

何だそれは?となるかもしれないが、アルクールはフランスの由緒ある超有名写真スタジオである。
名だたるセレブリティがアルクールで撮影をしている。
「アルクールで撮影しなければスターではない」とか言われるらしい。
そうか…。
じゃあ、やっぱり私も撮影しなければダメだな…。

しかし、本当にアルクールのスタジオで撮影するとなると何十万もするようである。
写真撮影代だけでもう1回か2回かパリに来られる料金である…。
それが今私の眼前にあるこのマシンで撮影すれば、わずか10ユーロでアルクールの写真が撮れてしまう。
言うなれば夢のマシンである。約1300円で写真たった1枚であるが、試してみたかった。
このマシンはパリ市内の何カ所かに設置されているようだが、テラス・オテルはその内のひとつだった。
そのことを頭の片隅に記憶していたので、私は宿泊もしないのにテラス・オテルに入ったわけである。

アルクールの肖像写真機②
アルクールの肖像写真機

だが、こういう写真撮影だとかは、なんだか女性がやりそうなアクティビティである。
いざマシンに入るとなると、少々躊躇しキョロキョロしてしまった。
大丈夫。誰も私のことを気にしている人などいない。
「アルクールで撮影しなければスターではない」のにこれはおかしい…。
ともかくマシンに入り、10ユーロの紙幣を挿入。
画面にフランス語でいろいろ指示が出てくるが、なんとなく推測がつくので問題は無かった。
そして強烈な光とともに撮影。まずい。まばたきをしてしまったのではないか?
ああ…。10ユーロが…。

直後、画面にこの写真でよろしいでしょうか?と画像が表示された。
幸いなことに目はぱっちりと開いていた。それどころか、なかなかいい感じである。
画面をタッチして了承すると、マシンの外の受取口にストッと白黒写真が1枚落ちてきた。
写真は、はがきをちょっと大きくしたくらいのサイズで、右下に「H」のロゴが入っている。
「Harcourt(アルクール)」の「H」である。これでいよいよ私もスターの仲間入りである。
アルクールの写真の特徴は照明器具を駆使して陰影を浮かび上がらせることであるという。
よくわからないが、なかなかよいモノクロームの肖像写真を手に入れることが出来た。

帰国後、白い写真立てを買ってきてこのポートレートを入れてみた。
今は意味も無く部屋の片隅に置いてある。
どんな写真なのか気になる方もいらっしゃるかもしれません…。
えっ?どうでもいいですか…。
そんなことおっしゃらずに、今回は特別にこのポートレートを皆様に公開することにします!

ポートレート
撮影したポートレート写真(カエルがじゃまとは言わせない)

さて…。
テラス・オテルを出て、モンマルトル墓地へ向かう。
モンマルトル墓地では、昨年から大女優ジャンヌ・モローが眠りについている。
是非ともジャンヌ・モローに会いに行きたいのだが、お墓の所在地はどのあたりであろうか?
渡航前にヒントは得ていた。
ジャンヌ・モローのお墓はフランソワ・トリュフォー監督のお墓の近くにあるらしいのだ。
トリュフォーのお墓なら、過去何度か墓参しているからなんとなくわかる。
この情報を頼りに、私はジャンヌ・モローのお墓を探すことにしたのだった。

モンマルトル墓地
モンマルトル墓地
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